ヒトがつくるものって

34になって年をとったのかどうなのか
自分でも判断が全然つかない。
久しぶりに札幌に来たけど大学生の頃と
何がちがってどれぐらい成長したのか、しないのか
何しろここ数年をごちゃ混ぜにして並べろって
いわれたらちゃんと並べられる自信がない。
2002年の次が2001年になったりして。。。。
最近、特にそうだけど年齢だけが先にいって
自分と年齢がどんどん差が開いていく気がする.....

さてさてそんなことは今回のテーマではなく
たまに昔を振り返るとぞっとすることがある。
ほんの数十年(ほんのじゃないか)前、僕がまだ子供の頃
確か家の近所の道路はアスファルトじゃなかった、コンビにもなかったし
自動販売機の数もずっと少なかった、スーパーへ母親は買い物かごもって
いっていたし、こんな個別包装の山じゃなかったし、豆腐屋に鍋
もって買いにいってたし。高校の時のポカリはペットボトルじゃなくて
ビンで500mlが売ってたりして、大学の時、ケータイなんて誰ももって
なかったし、社会人になった時(10年前)はまだ会社に
インターネットがなくてテレックスで世界各国の事務所とやりとりしてた。

とかとか色々考えると。自分が生きてきた間に日本というか
世界が大きくかわったんだなあ。というかいろんなものを
作り続けているんだなあ。な〜んて思ったりして
でも、今までそのつど作られてきたものって
いったいどこにいっちゃったんだろう

8年前にナイロビに行った時に日本のボロ車(僕が小さい頃の
車だから70年代後半から80年代にかけてのものだと思う)
がいっぱい走ってて驚いたけど。あの車、最後はどこにいくんだろう?
日本人が「俺たちは豊かだぜ。イエィ」って
いっぱい作ったものがアフリカのどっかで山積みになってたりして。。。。

何かを否定する気はあまりないけど、自分が生きていくことと
知らないうちに失われているものを考えると結構ぞっとする。
僕らはどこに向かって生きてるんだろう?

な〜んて久しぶりに札幌に来て思ったりしました。