吉田文和先生

先週末、北海道に行ってきました。

大学の恩師が定年で退官されるとのことでその記念パーティー
母校の北海道大学であったので。久しぶりに経済学部の教室に入りました。

あれから20年が経った。そのスピードにはただただ驚くだけですが、
それはさておき、会の最後に先生がこれからの目標について話されました。

●北海道ならではの再生可能エネルギーと地域経済について研究を深める

脱原発 日本とドイツで共同研究

●日本の近代化と環境公害問題
日本の近代化とは一体何んだったのか何を達成して何が足りなかったのか
この時代に生きたものとしてもう一度問い直したい。


というような3点をあげていました。研究は基本英語と中国語で
残して行くそうです(それがもっとも多くの人に読まれるから)

1950年生まれだから63歳、未だに目標を持って前向きに生きていることに
驚いたというか尊敬するというか。(失礼な話ですが)

じゃあ自分はどうか?今の目標って?
いい広告を作りたいなあとは思うし、
お客さんの為になる仕事をしたいなあと漠然と思うけど。
これから死ぬまであとわずか30年。
何を成し遂げてどう死んで行くのか?
正直、ほとんど目標が無い事に気付き、愕然としました。

何のためにうまれて来てどう死んで行くのか。
すごく根源的な事で、高校の頃はそんな事ばかり考えていた気がしますが、

とにかく、お金が欲しくて就職してそれなりに楽しく
日常の中でいろんな感覚が薄れ、たとえ何かに気付いても
気付かない振りをして、布団に入れば翌日で。
また次の日常に向かう。

もし、それがベルトコンベアに乗せられたままの人生なら
それは本当に悲しい事だなあと。

どこかで、ちゃんと軌道修正しなきゃ。と思い知りました。

何ができるのか、できないのか。コレカラですか。。。ね。