『色彩を持たない 多崎つくると、彼の巡礼の年』

このインターネット全盛の時代に新刊が出た時に

書店に人が並ぶ作家なんて今後はもう出ない気がしていますが、

ということはおいておいてもファンとしては嬉しい村上春樹さんの新刊でした。

以前、インタビューで村上さんが読者から「どうして僕のことが分かるのですか?」

という問い合わせをよく受けるというような話をしていましたが、

今回、自分もそんな気がとてもしました。(そこについて多くは語りませんが)

それと今更気づいたのですが、日銀の総裁が白川さんから黒田さんに

変わったのって偶然だとしたら面白いなあと。。。。。

色を持つ二人でシロからクロにかわったんだなあと

やっていることも真逆に見えますしね。