びぶんせきぶん

最近、気づいたのだけど、
深夜になると高校数学の番組が教育テレビで流れてたりする。
数学といえば、高校のある、時理解したというか感じたことがあって
といってあの時の気持ちを正確に書くのは難しいんだけど
それは物の見方というか、考え方について
例えば、物事を限りなく小さくしていったり、
逆に限りなく大きくしていくとそこに発見というか
見えてくるものがあるということで、教科書には
微分積分なんて書いてあった。
なるほどねぇ〜数学って面白いかもみたいな。

ところでひとつの場所に人がいっぱい集まっているところ
全校集会でも、東京ドームのコンサートでも
FUJIロックでも渋谷のスクランブル交差点でも
なんでもいいんだけど、そこで視点をずっと上にあげていって
(ひいて)見るとたぶん、集まっている人は
何か黒いものにしか見えない、蟻ん子と違いがわからない。
もし仮にでっかい足でこのかたまりを上から踏みつけたらどうなるだろう?
ずっと上からみている分にはきっとたいしたことじゃないんだろうと思う。
僕らがアリや雑草に気をつかってあるかないのと同じように。
でも反対にずっと寄っていくとどうだろう。
そこには男も女も子供も老人も、千葉の人もジャマイカの人も
恋愛している人も失恋した人もいるかもしれない。
それぞれみんな違う人がいて、それぞれに
関係がある人にとってみれば、一人一人が
ものすごくたいしたことある存在だったりして、
踏み潰されるなんてお願いだから勘弁してくれってなる。

僕はきっと何かを踏みつけて生きてるし同時に何かに踏みつけられてもいるんだ
ろうなあと、だからそういうことをちょっとだけ意識することで僕らの生き方って
変わってくるのかな。なんて思ったりして
微分積分って奥がふかいなあ。。。。。