広告に何ができる
仕事で関わっているプロジェクトが始まりました。
エスティマハイブリッドに家庭用電源コンセント(100V、1500W出力)の口が2つあります。
ハイブリッドの大容量バッデリーに充電された電力を外部に出力することができる機能で、
国内のクルマでは唯一エスティマHVのみがもっている機能です。
(今機能がないのに出来るふりをしているN社のEVの広告はおいおいという感じですが)
たまたまではありましたが、今回の震災でこの機能が役立ったそうです。
クルマにできることは人を乗せて移動することだけでないもっと大きな可能性があること
そのことを伝えたいという思いでこのプロジェクトを企画しました。
具体的には被災地支援をしている方々をエスティマと電力で応援するというプロジェクトになります。
チャージするのは電源だけでない、これからの未来をチャージしたいという思いのプロジェクトです。
このプロジェクトの第一弾としてこの週末、仙台の高校の学校祭に
アーティスト(Deftech)とライブ機材と共にエスティマで訪れライブを行いました。
自分達の力で学校祭を盛り上げたいという学生の思いと
被災地のために何かをしたいというアーティストの思いを
エスティマが結ぶという企画でした。
形式上、これは企業が行う広告かもしれないですが、
これまでの広告が行ってきた、テレビCMをつかって
何千万世帯に一度に一斉に情報を届ける(PUSH)ような企画とは違い、
(実際にコンテンツに接触する人は少ないかもしれないけど)
現地で生で学生たちの本当にいい笑顔をみて、
触れた人々の心に確実に何かを残せた「手ごたえ」のようなものを感じました。
同時にこれからの広告にできることは
まだまだ沢山あるんじゃないかと改めて感じさせられました。
広告になにができる?これからも追い求めていきたいなあと思った週末でした。