札幌

週末札幌にいってきました。
北海道マラソン(通称道マラ)に参加するためだったのですが
暑いのといつもながらの練習不足でとてもきつかったです。
ラソンってこんなにきついっけ?と思いながら
30キロすぎてからはボロボロでキロ6分〜7分という驚異的スローペースで
タイムも3時間52分と危うく完走できないところでした。
もう少し練習しなきゃだめだなあと反省。。。
ただし、数年前にこの大会にでていて20キロ地点でバスに収容されたので
一応、これで去年のサロマとあわせて完走したことのない大会がなくなりました。

話は全然変わるのですが、今回の札幌滞在では
先月釧路湿原ラソンに行った時のある偶然から、
大学時代のサッカーのマネージャーとご飯を食べました。
10数年ぶりに会うと自分の記憶の中の彼女とかなりの違いがあり
彼女が変わったというより自分が何をしっていたのか自信もなく
戸惑ったのでいい加減な受け答えばかりして会は終わりました。
(向こうは向こうでこんな人だったかしら?と思ってるかもしれませんが)
そもそも人に対して自分が知っていることは
その人のどのぐらいの部分なんだろうかと改めて思い、、、
僕は友人の何を知っていて友人は僕の何を知っているのだろうかと
自分の思っている(記憶している)ことはどこまで事実で
どこまで思い込みなのか。。。。とかかなり考えさせられました。
内田けんじさんの『アフタースクール』の予告で
「友達のこと、どこまで知ってる?」
というのがあって、はっとしたことがあるけどまさにそんな感じでした。

また話は変わるのですが、今日千歳空港でごはんを食べてたら向いの席のおばちゃんが
デジカメで写真をとっていてこれ「ばかちょん」だから簡単なのよと
自分の子供なのか友人なのかに話しをしてました。
久し振りに聞く言葉だったけどとても気分が悪くなり、
そういう言葉を使う人間をとても汚くおもってしまい。。。。。。
なぜだか先日同郷の昔の知人(といっても東京にでてきてからだけど)にあった時に
お前どこの高校だっけと聞かれたので高校名を答えたら
お前アホやん。と言われひどく嫌な思いをしたことを思い出し
(自分にとって大事な学校だったしそもそもさして親しくもない彼にそんなこといわれる筋合いないし)
何ですぐ上とか下とか勝つとか負けるとか
区別したがるんだろうかと自分の下に人がいないと不安なのか
帰りにそいつの背中がずいぶん小さく見えました。
人って小さいなあと。。。。
そりゃあ戦争もなくならないわけだなあ。。。と
そんなこといっている自分はどうなのかと改めて深く考えたりもして

複雑な思いの札幌でした。