旅に出ると思うこと②

旅に出る前にAmazonからメールきました。
「以前に**をご購入いただいた方におすすめ」
みたいなメールでして。。。。。。
これずいぶん勝手だなあと思ったりして
本を買うときの気持ちはいろいろでいつも興味津々で買ってるわけでなく
時には嫌な気持ちや悲しい気持ちのときもあったりして
そんな時の購入履歴をもとにおススメされても、そもそも
思い出したくもないんだと。
何となく8割がOKならあとの2割は誤差としている感じが
アメリカ的だなあと。Googleなんかもそうですけど、
商売って本当はそういうもんじゃないと思うんですがねぇ。

広告は一方的なものが多いですよね、受け手のことを考えないというか
広告主の都合でいろんなところに出会いたくもないのに
広告が溢れ、それはそれで気持ち悪いし邪魔くさいことが多く
興味がある人に興味がある情報(広告)をあげるという考え方はわかるのですが、
でもAmazonとかGoogleのやり方は温かみを感じないなあと

旅に出て考えることじゃないと言えば全くそのとおりなのですが
結局広告はどこにいくんでしょうねぇ。

坂本龍一さんが20世紀という時代は過渡期で未完成なのにすごい文明を
つくりあげたような錯覚をしてたんじゃないかというようなことを言っていました。
スーバーのビニール袋みたいな石油でできていて生分解されないようなものを
便利だといって大量に作りだしサービスだといってばらまいたり、
一人の人間を何十倍も重いモノでしかも石油を燃やしながら運ぶ
クルマみたいなものがかっこいいと思われたり。。。。。

いまや20世紀的な価値観でつくり出されたモノや生活様式の重みに
地球が耐えきれず軋んでたりするのが現実だったりしますよねぇ。

もし未だに20世紀的な価値観で生きている人が、そうでない人や文化を
遅れているなんて言うならそれはそれですごくかっこわるいことだったりして。。。。

話が若干それましたがまさに20世紀的な価値観で生まれた広告は今後どうなるんでしょうねぇ。

一方的に広告主の思いを押しつける広告だけは考え直してほしいなあと。

あなたたち本当にカッコ悪いですよと