キャップ

前にも書いた気がするけど、人はというか自分はというか
勝手に行動にふたをしたがる傾向があるなあと思ったりします。

だいたい誰かに言われた何かが理由だったりするのですが、
例えば、小さい頃野球をやっていて、あるおじさんに
「君はピッチャー向きの性格じゃない」と言われことを
ずっと信じて生きてきたけど、ピッチャー向きの性格とは何かだったり
僕がどんな性格なのかだったりを当時のあのおじさんはどこまで
理解していたのだろうか?と疑問に思ったりして
(自分がおじさんになってみてそんなことを他人に言える自信が全く
なかったりします)
同じように学校の先生に歌が下手だとか絵が下手だとか言われたことは
きちんと守ってなるべく人前で歌わないとか絵を描かないようにしてきたけど、
そもそも上手い下手って今となって考えるとどうでもいいことに思えたり。
むしろもっと練習すればよかったみたいな

なんかかなり古い話をしていますが、今でも結局何かを理由に
自分の行動にキャップをし続けているように感じるときがあるのです。
それが年齢だったり性格だったり体力だったり立場だったり、色々ですが
何年か先になって振り返って後悔してそうな気がして怖いなあと。
かといって無軌道に生きるわけにはいかないですが。

そういえば、ずいぶん前に転職しましたがその当時も
何か上からふたをされているような感覚があって
組織全体が何をするにも自主規制しているような
(不況のど真ん中だったから仕方ないけど)
上に動いても頭がぶつかるから必死に左右に動きまわるけど
結局は全く前には進まないみたいな。
文化的あるいは社会的な暇つぶしというか、時間の浪費というか
(それでも毎月給料をもらっていたり「××会社の社員」として社会的な居場所を作ってもらっているのだから何も文句は言えないけれど)

といいつつ、最近も当時と何か似た感じがするのは、
どういう問題があるのでしょうかねぇ。
組織の問題なのかそれとも小さい頃のように自分の問題なのか、
なんとなく思っていることとか人に言われたこととか立場とか
なんやかんやで自分で勝手にふたをしているのか

ただ単に人生違うフェーズに来ているのか

あと何年かするとわかるのかなあ。